回帰線

Japaharine( tジャパハリネット ) 回帰線專輯

11.ベクトルが消えた夏

作詞:鹿島公行
作曲:鹿島公行

今から君を 迎えに行くって
夏の陽炎 踏み外した
何も言えず 終って行くのは嫌だから
走り抜けた あの日の街道

平行線の 苛立ち握った
わかっていたんだ 消せぬ想い
閉ざす光 あたりまえに逃げ道思った
遮光のカーテン こじ開けて

弱いだろうよ 脆いだろうよ
それでもそれでも 生きていくんだろ

あてのない道を僕等 気付けば歩いてた
沈んだ街 月の灯り 淡く揺れてた時の中

愛がどうとか 恋がどうとか
いついつまでも 離れたくない
それでも僕は 自分勝手で
それでも僕は変われなかった

淡く咲いてた 君がいた夏
蒼い結晶が 煌めいていたんだ

あてのない道を僕等 気付けば歩いてた
何処にもないさ何処にもなかった 淡く揺れてた時の中

幾つもの想いは 現実に埋もれてく
涙は地に落ちた それでも進まなければ

あてのない道を僕等 気付けば歩いてた
未来は全てこの手の中に 消えた想いの中にある

僕等はみんな 願う生き物
だから忘れて 行く事もある
走り過ぎ去った 街を背にしょって
今から君に 逢いに行くよ